共通テストを受ける服装の割合は?(制服と私服のどちらで受ける?)

共通テストを受ける服装の割合は?(制服と私服のどちらで受ける?)

大学入試の一環として行われる共通テストは、多くの受験生にとって人生の大きな節目となる重要な試験です。

そのような中で、

共通テストに向けて、学習面だけでなく当日の服装についても悩む受験生が多くいます。

特に、普段から制服を着ている現役の高校生においては、制服と私服のどちらで試験を受けるべきかで迷う受験生は、意外にも多くいます。

本記事では、大学入試において共通テストは制服と私服のどちらかで受けるべきかで迷う方のために、制服と私服どちらが適切かについて詳しく解説します。

また、

筆者が独自に調査した共通テストでの制服と私服の割合についても解説します。

※本記事では、共通テストでの服装について解説していますが、大学入試全般に言えるため、参考にしていただけたら幸いです。

[目次]


共通テストでの服装と注意点について


まずは、

共通テストでの服装と服装についての注意点について説明します。

共通テストを受ける受験生の中には、男子、女子にかかわらず、制服で受けるべきか、私服で受けるべきかで悩む受験生も多いと思います。

特に、現役生(現役の高校生)の場合は、このような悩みに直面すると思います。

ということで、

具体的な共通テストでの服装と注意点について説明します。


共通テストでの服装

共通テストを受ける服装については、

大学入試センターが公開している受験案内には、制服か私服かについての記載はなく、

共通テストを受ける服装に特に規定はない

というのが現状です。

そういう意味では、

制服でも私服でもどちらでもよい

ということになります。

そのため、

共通テストを受ける受験生は、制服で受けるか私服で受けるかを選択する必要が出てきます。


共通テストでの服装の注意点

先で、

共通テストを受ける服装には規定がなく、制服でも私服でもどちらでもよいと説明していますが、

私服で受ける場合には注意点

があります。

それは、

英文字や地図等がプリントされている服装

はNGということです。

実際、

大学入試センターの公式サイトに公開されている「大学入学共通テストQ&A」というFAQページの中に以下が記載されています。

大学入試センターが公開している服装に関するFAQ

▽18.試験当日の留意事項
Q6:高等学校卒業見込者の場合、試験当日の服装は高等学校の制服でしょうか。

A6:高等学校の制服でも私服でもどちらでも構いません。なお、私服の場合は、英文字や地図等がプリントされているものは避けてください。

やはり、

英文字や地図だけではありませんが、試験に係る文字や図などがプリントされた服装はNGとなります。

もし、

英文字や地図等がプリントされた服装を着て共通テストを受けた場合、試験監督の試験官から試験中は脱ぐよう指示されたり、裏返して着るように指示される場合もある模様です。

また、

Nikeやadidas、The North Faceといったブランドロゴの英語の文字の扱いについては何とも言えませんが、英文字には変わりないため、最初から避けた方が無難です。

そのため、

私服の場合は無地の服装で受ける

ということをおすすめします。

[ご参考]
筆者の経験で恐縮ですが、筆者の子供は、都内の制服がない中高一貫校に通っていたということもあり私服で共通テストを受けています。

そして、

共通テストを受けるちょっと前に、服装を選んでいたら、冬物ということもあり柄物や何かしらのワンポイントのロゴや英文字が入った上着しかなく、意外にも無地の洋服が一つもなかったため、共通テスト(大学入試)のために無地のパーカーを2着ほど買って試験を受けています。

ちなみに、

受験票の顔写真についても、白の無地のシャツを着て証明写真を撮っています。


共通テストでの制服と私服の割合

共通テストでの制服と私服の割合(テレビニュースの映像や画像、新聞社の記事画像から調査した結果)

※画像クリックで拡大画像がご覧いただけます。

次に、

共通テストでの制服と私服の割合について解説します。

先で、

共通テストでの服装と服装についての注意点について、色々と解説しましたが、

実際のところ制服と私服のどっちが多いの?

という疑問がある方も多いと思いますので、

共通テストでの制服と私服の割合について解説します。

とは言っても、

共通テストでは、詳細に制服と私服のどちらが多いのかは、具体的なデータがなく調べようがないため、

過去の共通テストを受けている


を見て、筆者が独自に調査した結果です。

そして、

筆者が調べた限りにおいては、

▽共通テストでの服装の割合
服装
割合
備考
制服
2~3割
ブレザー制服、セーラー服など
私服
7~8割
パーカー、セーター、シャツなど

という結果で、

制服よりも私服の方が圧倒的に多い

という結果でした。

筆者が調査したのは、東京の試験会場の映像や画像のみだったため、東京以外の会場によっては何とも言えませんが、

共通テストは、既卒者(浪人生)も受けるため、私服が多くなるのは当然の結果だと思います。

ちなみに、

共通テスト後に受ける国立大学の二次試験や私立大学の入試になると、遠方から受験する受験生も多いため、共通テストよりも制服の割合は更に減ります。


制服と私服のどちらで受けるべきか?

制服と私服のどちらで受けるべきか?

次に、

制服と私服のどちらで受けるべきか?について筆者の考えを説明します。

先で、

共通テストでの服装について色々と説明していますが、これらを前提に、

制服で受ける場合と私服で受ける場合のメリットについて解説します。


制服で受けるメリット

試験当日も普段学校で着ている制服を着て受験する受験生も多く、制服を着て受験することには、いくつかのメリットがあります。

そして、

筆者が考える共通テストを制服で受けるメリットとしては、


という2つあります。


1.服装選びに悩まなくて済む

試験当日の朝は緊張やプレッシャーが高まる中、服装選びに迷う時間はできるだけ避けたいところです。

制服であれば、普段から学校で着ているということもあり、悩む必要がなく、朝の準備時間や悩む時間を短縮できるといったメリットがあります。


2.仲間との安心感

学校側から制服で受けるように指示される場合もあると思いますが、

同じ学校の友人たちと統一された服装を着ることで、精神的に一体感が生まれ、緊張が和らぐ場合があり、安心して試験に臨めるという心理的なメリットがあります。


私服で受けるメリット

一方で、私服を選んで共通テストを受験する受験生も多くいます。私服には、制服にはないメリットがあります。

そして、

筆者が考える共通テストを私服で受けるメリットとしては、


という2つあります。


1.リラックスさを優先できる

共通テストは、試験が長時間にわたって実施されるため、私服を選ぶことで、よりリラックスして試験に臨むことができる場合があります。

特に、制服が窮屈に感じる人や、試験会場で柔軟な服装を選びたい場合には、私服の方が適しています。


2.温度調整がしやすい

共通テストは、真冬に全国の色んな会場で実施されますが、会場によっては、会場内が暑かったり寒かったりする場合があります。

私服の場合、試験会場の室温に応じて自由に厚着や薄着ができるため、暑さ寒さに柔軟に対応できるといったメリットがあります。


制服か私服かの判断基準


次に、

制服か私服かの判断基準について説明します。

最終的に、共通テストを制服で受けるべきか私服で受けるべきかは、個々の状況や好みにより異なります。

そのため、


といったポイントを参考にして、自分に合った服装を選ぶことをおすすめします。


快適さを最優先に考える

長時間にわたる試験においては、着ている服がストレスなく自分にとって快適であることが最も重要です。

寒さや暑さに対応でき、動きやすい服装を選ぶことをおすすめします。


自分が最も集中できる服装を選ぶ

最終的には、何よりも自分がリラックスし、集中できる服装を選ぶことが重要です。

周りの人の服装に惑わされることなく、自分がベストパフォーマンスを発揮できる環境を整えることが集中して試験を受けるための一歩です。


まとめ

本記事にて、大学入試において共通テストは制服と私服のどちらかで受けるべきかで迷う方のために、制服と私服どちらが適切かについて詳しく解説しました。

共通テストでは、服装そのものが大学入試の合否を左右するわけではありません。

また、

共通テストでの服装の注意点には気を使う必要はありますが、服装に気を使うよりも、共通テストそのものに気を使った方がよいです。

そのため、

制服、私服のどちらを選ぶにしても、自分が試験に集中できる服装を選ぶことが大切です。

いずれにせよ、

本記事が、大学入試において共通テストは制服と私服のどちらかで受けるべきかで迷う方の参考になれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。


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