学生制服における4大メーカー(4大ブランド)を徹底解説します
学生制服は、日本の学校文化の一部として長い歴史を持っており、今も多くの学生さんが制服を着用して学校生活を送っています。
そのような中で、
国内には、学生制服を生産するメーカーとして、特に信頼され、人気の高い4大制服メーカー(4大制服ブランド)があります。
本記事では、学生制服を生産する国内のメーカーを知りたいという方のために、学生制服における4大メーカー(4大ブランド)について詳しく解説します。
[目次]
制服メーカーと制服ブランドの違い
まずは、この記事の前提にもなるため、制服メーカーと制服ブランドの違いについて解説します。
学生制服に限ったことではありませんが、
通常、メーカーと言うと、商品を生産・販売する企業のことを指します。
そのような中で、
「1つの制服メーカー = 1つの制服ブランド」
と思っている方も多くいます。
確かに、1つの制服メーカーが1つの制服ブランドで事業を行っているように見えることは多々ありますが、
「1つの制服メーカー ≠ 1つの制服ブランド」
という関係です。
そういう意味では、
1つの制服メーカーは複数の制服ブランドを取り扱っているということになります。
また、
これから、学生制服における4大メーカー(4大ブランド)をご紹介しますが、皆さんが聞いたことがあったり、知っているのは、メーカーの企業名ではなくブランドの方だと思います。
いずれにせよ、
制服メーカーと制服ブランドは違うということをお伝えしておきます。
学生制服における4大メーカー
ここから本題です。学生制服における4大メーカー(4大ブランド)について解説します。
国内には、4大制服メーカー、または、4大制服ブランドと言われるメーカー企業が存在します。
そして、
学生制服における4大メーカーとメーカーが提供する主力の自社ブランドは、以下のとおりです。
制服メーカーによっては、名前を聞いてもピンとこない方も多いと思いますが、各メーカーの主力の自社ブランドの名前にはピンとくる方も多いと思います。
例えば、
カンコー学生服とトンボ学生服は、企業名と自社ブランド名がほぼ一致しているため分かりやすいですが、富士ヨット学生服とスクールタイガー学生服は、企業名と自社ブランド名が全く一致していないため、知らなかったという方も多いと思います。
ということで、
次から、それぞれの制服メーカーと取り扱いブランドなどについて解説します。
菅公学生服
学生制服における4大メーカーの1つ目は、カンコー学生服でお馴染みの菅公学生服です。-画像は公式サイトのスクリーンショットです-
概要
以下、菅公学生服の概要です。社名
菅公学生服株式会社
本社所在地
岡山県岡山市北区駅元町15-1 岡山リットシティビル5F
設立
1929年
自社ブランド
カンコー学生服
菅公学生服(カンコー学生服)は、学生服メーカーとして長い歴史を持ち、日本国内で非常に高い知名度を誇る企業です。
創業以来、学生服の製造・販売を主業務としており、品質と耐久性に優れた製品を提供し続けています。
取り扱いブランド
菅公学生服の主な制服の取り扱いブランドは、以下のとおりです。- カンコー
- BEAMS SCHOOL
- JUNKO KOSHINO CAMPUS
- ELLE ECOLE
- MICHEL KLEIN Scolaire
- Peter MacArthur
- etc
自社ブランドであるカンコー以外にも、様々なブランドを取り扱っています。
特徴
菅公の制服は、高品質な素材と丁寧な縫製で知られており、長期間着用しても形崩れしにくい丈夫な作りが特徴です。また、デザイン面でも、伝統的でありながらも現代の感覚に合ったスタイルを提供しています。
おすすめポイント
菅公の制服は、その品質の高さと着心地の良さから、長年にわたり多くの学生と学校から信頼を得ています。伝統的なデザインと最新のデザインを融合させた高品質な菅公の制服は、学校生活をより快適にしてくれます。
トンボ
学生制服における4大メーカーの2つ目は、トンボ学生服でお馴染みのトンボです。-画像は公式サイトのスクリーンショットです-
概要
以下、トンボの概要です。トンボ(トンボ学生服)は、日本の老舗学生服メーカーで、学校制服や体操服の製造・販売を行っています。
トンボは、学生服業界において品質、デザイン、安全性において多くの人から高い評価を受けており、多くの学校で採用されています。
取り扱いブランド
トンボの主な制服の取り扱いブランドは、以下のとおりです。- トンボ
- OLIVE des OLIVE SCHOOL
- COMME CA School Label
- hiromichi nakano(ヒロミチナカノ)
- EAST BOY
- etc
自社ブランドであるトンボ以外にも、様々なブランドを取り扱っています。
特徴
トンボの制服は、長年の技術を活かした高い品質と耐久性で知られています。また、学生が日常的に長時間着用することを考慮し、動きやすさや着心地の良さに重点を置いて設計されています。
おすすめポイント
トンボの制服は、長期間着用しても型崩れしにくく、丈夫であるため、保護者や学校からの信頼が厚いです。また、頻繁に洗濯しても色落ちや変形が少ない点がトンボの制服の大きなポイントです。
明石スクールユニフォームカンパニー
学生制服における4大メーカーの3つ目は、富士ヨット学生服でお馴染みの明石スクールユニフォームカンパニーです。-画像は公式サイトのスクリーンショットです-
概要
以下、明石スクールユニフォームカンパニーの概要です。明石スクールユニフォームカンパニー(富士ヨット学生服)は、学校制服を中心に、医療ユニフォームやサービスユニフォームの製造・販売を手掛けています。
2015年に創業150年を迎え、明石被服興業株式会社から分社化したため、会社設立としては新しいですが、技術と信頼により、全国の学校や医療機関などから支持されています。
取り扱いブランド
明石スクールユニフォームカンパニーの主な制服の取り扱いブランドは、以下のとおりです。- 富士ヨット
- Licca-FUJIYACHT
- komachi
- etc
自社ブランドである富士ヨット以外にも、様々なブランドを取り扱っています。
特徴
明石スクールユニフォームカンパニーの制服は、耐久性に優れた高品質な素材を使用し、長期間の着用に耐えるように作られています。また、学生の日常生活での激しい動きにも対応できる強さと、快適さを両立させています。
おすすめポイント
明石スクールユニフォームカンパニーの制服は、学生の日常生活を快適にするために設計されています。特に、動きやすさ、通気性、耐久性など、機能面でも優れているのが明石スクールユニフォームカンパニーの制服のポイントです。
瀧本
学生制服における4大メーカーの4つ目は、スクールタイガー学生服でお馴染みの瀧本です。-画像は公式サイトのスクリーンショットです-
概要
以下、瀧本の概要です。瀧本(スクールタイガー学生服)は、学生服と体操服の製造と販売を主な業務としています。
伝統を重んじながらも、現代のニーズに応じた製品開発を行っていることで知られています。
取り扱いブランド
瀧本の主な制服の取り扱いブランドは、以下のとおりです。- スクールタイガー
- D.C.ダルグリーシュ
- MIZUNO
- KANGOL
- BENETTON
- Canoa Club
- HIROKO KOSHINO
- etc
自社ブランドであるスクールタイガー以外にも、様々なブランドを取り扱っています。
特徴
瀧本株式会社の制服は、品質な素材を使用し、耐久性と快適性を重視した製品を提供しています。また、長期間着用しても型崩れしにくく、快適な製品作りが特徴です。
おすすめポイント
瀧本株式会社の制服は、耐久性に優れ、長期間の着用に耐えることができます。学校関係者や保護者からの信頼が厚く、全国の多くの学校で採用されている実績があります。
制服の生産地について
先で、
学生制服における4大メーカー(4大ブランド)を解説しましたが、制服の生産地についても補足しておきます。
テレビなどでも何度も紹介されているため、知っている方も多いと思いますが、
国内の学生制服の生産量が一番多く、学生制服の生産地として有名なのは「岡山県」です。
岡山県は「学生服の聖地」とも言われるほど、制服の生産が盛んな地域で、全国の制服生産量の約7割~8割が岡山県で生産および出荷されていると言われています。
実際、
先でご紹介した学生制服における4大メーカーのうち、瀧本以外の菅公学生服、トンボ、明石スクールユニフォームカンパニーの本社所在地は、岡山県にあります。
岡山県は、戦前から繊維産業が栄え、学生服の生産が始まりました。
現在も多くの工場が稼働しており、繊維産業が盛んで、制服の生地や縫製に関する高い技術力を持つ工場が多く存在しており、岡山の制服は、耐久性が高く、品質管理が徹底されているため、多くの学校で採用されています。
そのため、
長年にわたる生産ノウハウが蓄積されており、岡山県には制服を製造・販売する企業が多くあり、高品質な制服を全国の学校、そして、学生さんに提供しています。
まとめ
本記事にて、学生制服における4大メーカー(4大ブランド)について解説しました。学生制服の4大メーカー(4大ブランド)である
- 菅公学生服(カンコー学生服)
- トンボ(トンボ学生服)
- 明石スクールユニフォームカンパニー(富士ヨット学生服)
- 瀧本(スクールタイガー学生服)
は、それぞれに特徴と魅力があります。
各制服メーカーとも高品質な素材と優れたデザイン、耐久性、そして信頼性が、多くの人に支持されています。
また、
制服メーカーの日々の営みによって、高品質でおしゃれな制服を着ることができ、快適な学校生活を送ることができています。
いずれにせよ、
本記事が、学生制服における4大メーカー(4大ブランド)について詳しく知りたいという方の参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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